■ ID
| 1250 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| GCxGC-負イオン化学イオン化-高分解能TOF-MSを用いた環境試料中有機ハロゲン化合物の分析
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■ 著者
| 家田曜世
ゲステル(株) 落合伸夫
ゲステル(株) 宮脇俊文
ジャスコインタナショナル(株) 堀井勇一
埼玉県環境科学国際センター 大浦健
静岡県立大学
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■ 出版元
| (社)日本分析化学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本分析化学会第59年会、平成22年9月17日 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では、GCxGC-高分解能TOF-MSのイオン化法として負イオン化学イオン化法(NCI)を適用し、塩素化、臭素化PAHs(Cl-/Br-PAHs)、ポリ塩化ナフタレン、ポリ塩化ビフェニル等を含む有機ハロゲン系環境汚染物質のより高感度かつ選択的な検出法を検討した。イオン化法としてEI法とNCI法を比較したところ、電子親和性の高いClPAHs等の高塩素化合物において、NCI法がEI法より高感度かつ選択的に検出できることが確認された。具体的には、NCI法において、EI法では検出されなかった8塩素化以上のClPAHsを同定することに成功した。GCxGC-高分解能TOF-MSによる有機ハロゲン系環境汚染物質の網羅的分析においては、EI法による測定に加え、NCI法の併用が極めて有効であることが示された。
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